めっき・表面処理用語集
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か行

建浴剤(けんよくざい)

各種の処理液を建浴する際に使用する液であり、建浴専用となっているものもある。 液の種類により、建浴剤と補給剤とに分かれている種の液もある。

カジリ(かじり)

カジリとは、水分気化や添加剤の気化が原因で、被めっき物の急速な動きや振動やめっき液の急速な流れにより製品の角部分にできるめっき未着部欠陥のこと。

傾斜式バレルめっき(けいしゃしきばれるめっき)

バレルめっきは、水平型が使用されることが多いが、傾斜式は小さな品物を少量めっきするときに便利である。 またバレルの上部からめっき途中の品物を見ることができる。 傾斜型穴なしバレルはめっき液の加温冷却が難しいので、穴をあけ …

がらめっき(がらめっき)

形状の小さなものを大量にめっきする時に用いられる。 小孔をたくさんあけた合成樹脂製の樽の中に被めっき物を入れて、樽を回転させながらめっきする。 樽の形状は、六角形が多く、量産に適するので亜鉛めっきでは被めっき物が100k …

回転めっき(かいてんめっき)

形状の小さなものを大量にめっきする時に用いられる。 小孔をたくさんあけた合成樹脂製の樽の中に被めっき物を入れて、樽を回転させながらめっきする。 樽の形状は、六角形が多く、量産に適するので亜鉛めっきでは被めっき物が100k …

かぶり(かぶり)

・光沢めっきで、適正電流密度範囲外の過大あるいは過少の電流密度で光沢のない部分をいう。 ・繊維素系塗料、ラッカーなどを塗装した時、塗膜面が白化、乳白化したり、にごり・曇りを生じることをいう。 ・アルミニウムの陽極酸化皮膜 …

原子化(げんしか)

名詞『原子』に、接尾辞『化』がついたもの。

原子(げんし)

物質を構成する基本的な粒子で化学元素としての特性を失わない最小の微粒子。1個の原子核とそれを取り巻く何個かの電子とから構成される。 大きさは、半径10-10乗m程度。 原子の化学的性質は主としてそれのもつ電子の個数で定ま …

ガス溜まり(がすだまり)

容器形状の製品に発生する。枠づり角度の不適によって攪拌用空気、補助陰極、補助陽極で発生する水素ガスなどが製品表面に局部的に溜まり、 皮膜の生成が妨げられる現象。=エアーポットとも言う。

コロイド溶液(ころいどようえき)

分散媒が液体であるコロイド分散系をいう。通常はゾルと同義語である。 分散質が固体の微粒子の場合には分散コロイドとよび、タンパク質のような巨大分子の溶液分子コロイドという。 これは溶質分子が大きいために、コロイドとしての諸 …

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