パシペート
ステンレスはその耐食性に加えて、強度・加工性・溶接性などの実用性が優れることから広い分野で使用されています。
ステンレスは「錆びない」と思われていますが、実際には「錆びにくい」というのが本来の性質です。環境中の塩素イオンや機械加工による応力が加わることによりステンレス表面の極めて薄い不動態皮膜が破壊され容易に錆びたりする一面があります。
パシペート処理は、機械加工、ネジ製造工程などで付着した油・鉄分・スケール等の不純物を除去し、表面に薄い透明の不動態皮膜を生成する化学処理です。
ワーク最大寸法 | Φ20xL100 |
ワーク最大重量 | 15kg/バスケット |
パシペートの工程
パシペートの特徴
- 外観の変化がない
- 寸法の変化がない
- 硬度の変化がない
- 様々なステンレス素材に対応できる
付加価値提案
- ROHS/ELVなどの環境規制に対応しています。
- 熱を加えたりしないので歪みなどはありません。
- サンドブラスト後に、パシペートするなどの組み合わせに対応できます。