亜鉛めっき

亜鉛めっき

防錆めっきの中でも代表的な亜鉛めっきは、広範囲な分野で活用されており、鉄の防錆にきわめて効果的であるとともに、めっき浴及びクロメート処理の進歩により外観性能も向上し、装飾的用途での評価も高まっています。
小池テクノでは、全自動化された亜鉛めっきラインで安定的に製品を量産しています。

亜鉛めっき

亜鉛めっき

亜鉛めっき

全自動亜鉛めっきクロメートライン色付け工程

亜鉛めっきの工程

亜鉛めっきの工程

めっき工程って、どんなことしているの?

全自動機による品質管理

お客様のニーズにお応えできる亜鉛鍍金を全力をもって研究いたします。

亜鉛めっき設備概要
  • 全自動エレベータ式回転亜鉛めっき装置 1機
  • 脱水素炉 2機
  • バーコード履歴管理システム 1式
  • めっきライン録画式監視カメラ 1式
  • 高精度モジュール式 直流電源 2式

亜鉛めっき設備

脱水素炉

高精度モジュール式 直流電源

ワーク最大寸法 Φ20xL140
ワーク最大重量 50kg/バレル

亜鉛めっきの特徴

  1. ボルト・ナット・リベットなど機械加工された鉄の部品に、ほぼ均一な厚さでめっきすることができ、大量生産が可能です。
  2. 中性の使用環境では亜鉛が不動態化するために良好な耐食性を発揮します。とくにpH8~12の領域における腐食進行はほとんどなく、大気中の腐食速度は鉄の約1/100ときわめて遅くなっています。
  3. 鉄に対する犠牲的防食作用が強いために、めっき面に傷がついて鉄素地が一部露出していても、防錆効果を発揮します。
  4. 後処理としてのクロメート皮膜が亜鉛の白錆び発生を長期間防ぐた め、①~③との相乗効果により、他の防錆処理にくらべてその防錆効果ははるかに優れたものとなります。
  5. 他のめっき加工にくらべ、めっきコストは安価になります。
  6. めっきの二次加工性に優れています。
亜鉛めっきの特徴1
亜鉛めっきの特徴2

メッキとアルマイトの寸法変化の違い

亜鉛めっき上の各種クロメート処理(概要)

後処理の種類 タイプ 外観色調 使用条件・目的
3価クロメート 外観型 青銀白色 防錆・量産品に適する
3価クロメート 耐食型 虹色干渉色 耐食性を重視した部品
3価黒クロメート 耐食型 黒色 耐食性を重視した部品

留意するべき点

工業汚染の比較的少ない田園地帯、住宅地帯、海浜地帯に対してその防錆力の優秀性が発揮できます。
工業地帯においては、とくに5~10月の高湿度時期ほど亜鉛めっきの腐食は進行しやすくなるため、際立って汚染の影響が考えられる場合には、膜厚をより厚くしたり、クロメート処理を必ず行なうことが肝心です。

クロメート皮膜の耐食性

後処理の種類 耐食性(塩水噴霧試験・Hr)
3価クロメート 72h
3価黒クロメート 72h

付加価値提案

  • ROHS/ELVなどに環境対応したクロメート処理ができます。
  • 亜鉛の膜厚を測定することができます。
  • 3価クロメートの耐食型の耐食性で、外観色調を青銀白色にできます。
  • 塗装下地としても使えます。

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