めっき・表面処理用語集
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か行

膠質液(こうしつえき)

分散媒が液体であるコロイド分散系をいう。通常はゾルと同義語である。 分散質が固体の微粒子の場合には分散コロイドとよび、タンパク質のような巨大分子の溶液分子コロイドという。 これは溶質分子が大きいために、コロイドとしての諸 …

界面張力(かいめんちょうりょく)

界面は気相と液相、液相と液相、液相と固相、固相と固相の二相間で形成される。この界面間で働く力が界面張力である。 平らな板に水滴を垂らしたとする。 このとき、水滴は平らな板の上に半円状態となって留まる。 これは、水滴内部の …

金属イオン(きんぞくいおん)

金属の原子から生じるイオン。 全て陽イオンである。 典型元素の金属のイオンは水溶液中で無職であるが、遷移元素の場合は有色のものは多い。

金属イオン封鎖剤(きんぞくいおんふうさざい)

硬水などで沈殿しやすい金属イオンを可溶性に保つための試薬で、金属キレート生成により金属イオンの化学作用をマスキング(遮へい)する能力を工業的に封鎖能という。 硬水軟化剤として、ポリりん酸ナトリウム・EDTAナトリウム塩を …

拡散浸透処理(かくさんしんとうしょり)

鋼表面にVCやニオブ炭化物が形成される処理である。 Vやニオブが混合された浴中に鋼部品を浸漬すると、浴中のVやニオブが鋼中のCと反応して硬い炭化物を形成する。

ガス軟窒化(がすなんちっか)

吸熱型変成ガスとNH3の混合ガス用い、CとNを同時に侵入拡散させる方法である。 処理温度は570℃前後、処理時間は60~180minであり、処理鋼材には制約がない。

ガス窒化(がすちっか)

NH3ガスの分解反応を利用し、窒化処理を行うものであり、処理温度は570℃前後、保持時間は100~150時間と長い。 通常の鋼材ではあまり窒化の効果が小さく、Al、Cr、Moなど窒素と親和力に強い元素が含まれないと、窒化 …

固体浸炭(こたいしんたん)

木炭を主成分とするもので、促進剤に炭酸バリウム等添加して加熱する。 表面炭素濃度のコントロールが難しく、現在ではあまり実施されていない。

ガス浸炭(がすしんたん)

大量生産向きの浸炭法であり、炭化水素系のガスを変成し、炉内へ装入する。このガスをキャリヤガスと呼び、 変成ガスの製法にも吸熱型変成方式と発熱型変成方式とがある。

高周波焼入れ(こうしゅうはやきいれ)

高周波誘導加熱によって、鋼の表面層のみを焼入れ硬化させる処理である。 急速加熱・冷却のため得られる組織は、表面硬化層はマルテンサイトで、微細であり結晶粒も細かく、 通常の炉加熱焼入れよりも硬さが高い。

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