めっき・表面処理用語集
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か行

コロイド粒子(ころいどりゅうし)

直径1nm~0.1µmの微細な粒子で、液体中に均一に分散し、沈殿しにくい特性を持ちます。めっきにおいては、無電解めっきの触媒(パラジウムコロイドなど)や、添加剤の分散剤として重要です。 特に、ニッケルめっきでは光沢剤とし …

懸濁質(けんだくしつ)

懸濁質(Suspended Solids, SS)とは、水や液体中に浮遊・分散している固体微粒子のことです。直径0.1µm以上の粒子が対象で、より小さいものはコロイドと呼ばれます。例として、河川の濁り、工場排水の微粒子、 …

禁水性物質(きんすいせいぶっしつ)

消防法で第3類危険物に属する物質をいい、水に接触すると発熱したり発火するものをいう。 例えば、水酸化ナトリウム、酸化カルシウム、過酸化ナトリウム、発煙硫酸などは発熱が著しい物質であり、金属ナトリウム、金属カリウム、炭化カ …

潰食(かいしょく)

流動する環境物質(水、土砂など)によって金属が物理的に摩耗することをいう(JIS Z 0103「防錆」)。 エロージョンによって加速された腐食をエロージョン・コロージョンという。=エロージョン

キャビテーション(きゃびてーしょん)

超音波によって溶液中に微小な空洞を生じる現象をいう。 超音波は激しい圧縮力と減圧力を交互に溶液中に及ぼして直進するが、減圧力が働く時、溶液中に真空の空洞を生じ、これが瞬間的に液中に溶解している気体によって満たされて気泡に …

快削鋼(かいさくこう)

被切削性向上のために、いおう・鉛・りんなどを添加した鋼。 JIS規格には15鋼種があり、その他自動車規格(JASO)がある。 用途は、精密機械部品、自動車部品(クランクシャフト・ミッションギヤなど)などで、広く利用される …

快削黄銅(かいさくおうどう)

被切削性向上のために鉛を0.5〜3%添加した黄銅。 鉛は銅合金に固溶せず、合金のベース中に細かく分散し潤滑剤として働くので、切削工具の寿命が長くなり、また切りくずが細かくなる。 被めっき材としては、鉛のために、密着不良を …

快削ステンレス鋼(かいさくすてんれすこう)

被切削性向上のため、いおう・セレン・鉛などを添加したステンレス鋼。 JIS規格では、0.15%以上のいおう或いはセレンを含む6鋼種がある。 いおう・鉛・テルルを複合添加したものは快削黄銅に匹敵する被快削性がある。

快削性アルミニウム合金(かいさくせいあるみにうむごうきん)

被切削性向上のため、鉛、銅などを添加したアルミニウム合金。 仕上げ面の光沢も改善される。自動車部品、複写機部品、精密機械部品などに広く使用される。 Si Cu Mg Cr Mn Pb Sn Bi Al 2011 5.5 …

高速度めっき(こうそくどめっき)

電気めっきの高速化の手法としては、 (1)めっき液を流動させる方法。 (2)めっき浴の温度を上げる方法。 (3)被めっき物をめっき浴中で動かす方法。(4)めっきしながら浴中で、めっき面を摩擦する方法。 などがあり、以上の …

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