アルミニウムにアルマイト加工を施す場合に、図面等にマスキング指示が指定されている場合があ りますが、今回は貫通穴をシリコンゴムでマスキングした場合にどのようになるかをご紹介した いと思います。
貫通穴にシリコン製のマスキング用ゴム(円錐型)をしっかりと差し込みます。
差し込む際に、ネジを回すような感じで、マスキングゴムを回しながら入れるとしっかりと入って いきます。 今回は貫通穴ですが、貫通のタップ穴等でも同様にマスキングすることができます。
動画で解説しています。
この状態でアルマイトラインへ投入し、アルマイト加工を施したものが下記の写真になります。
アルマイトが完了し、乾燥してからマスキングゴムを取り外します。
この時も、マスキングする際と同様に、シリコンゴムを回しながら外す方が外しやすくなります。
どのように穴の部分のマスキングが出来上がっているかが一番きになると思いますが、 右側の穴のみ、マスキングゴムを外してみました。境界部も綺麗にマスキングされて滲んだりして いないのがわかるかと思います。
また、この他のマスキングの事例は以前に書いたブログでもご紹介していますので、下記リンク より、ご参考になればと思います。
アルマイト加工のマスキングのダメな事例!
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