表面処理の知恵袋

基礎

アルミ部品についた旋盤のツールマークをアルマイト工程で消す方法を検討して欲しい!

先⽇、お客様より 『アルミ部品についた旋盤のツールマークをアルマイト⼯程で消す⽅法を検討して欲しい!』とご相談のお電話をいただきました。 ツールマークを消すには、通常の⼯程では難しいので他の化学処理⼯程や機械的処理⼯程を …

小さいリベットにアルマイトできますか?

先日、ホームページを見てくださって、お電話でお問い合わせがありました。『4mm×4mmのリベットにアルマイトできますか?』とお電話でお聞きしたのですが、 製品の現物を確認したい 現行の仕上がり具合を確認したい と思い、完 …

チタン治具修理のために、Tig溶接機を

以前の記事でもご紹介しましたが、アルマイトで使用している治具はチタンを使用しています。 この治具をある程度の期間使用していると、溶接部分が取れてしまい修理をしなければなりません。 アルマイトの治具(ジグ)って、アルミ!? …

めっきの水素脆性とは

めっきの品質不良の1つに水素脆性という不具合があります。 製造時の不具合が原因で製品が脆くなる現象ですが、今回は、理解しやすいように簡単に説明した記事でご紹介していきます。 1.水素脆性とは めっきによる水素脆性とは、め …

AA10とは、どんな処理ですか?

AA10とは、アルミニウムの陽極酸化皮膜(アルマイト皮膜)10μmのことを表しています。 この記号は、アルミニウムの陽極酸化皮膜 JIS H8601にて決められている規格になりますが、JISで定められている陽極酸化皮膜の …

ミルシートを見ても鉄ではないのに、金型に赤錆が発生して困っている。

以前にホームページのお問い合わせフォームからご相談があったのですが、アルミニウム合金 A7075で作成された金型が赤くサビて、サビなどの除去作業にかなりの工数を必要としているので、防錆処理などを検討しているとのお話でした …

チタンとは!?

以前に、アルマイトに使う治具はチタンで作成しているという記事を書きましたが、 そのチタンという金属について今回、ご紹介したいと思います。 チタンと聞くと、一番身近なものでは、メガネのフレームとか、腕時計で最近では使われて …

アルミニウムの塗装下地としての化成皮膜に要求されるもの とは!?

化成皮膜は、女性が化粧をする際にする化粧下地・ファンデーションのようなものです。 化成皮膜は、アルミニウム金属素材と塗膜の間にあり、相互の機能を最大限に引き出す役目を担います。各種の素材に基礎層・エンドコートを築き、機能 …

界面特性

アルミニウムが腐食している状態でアルマイト加工すると、 どうなるか!?

先日、お客様からお預かりした製品で切削加工した部分に腐食痕が発生している製品がありました。 この状態で、アルマイト加工をすると・・・ このよう腐食痕が残ったままになってしまいます。 写真だとわかりにくいのですが、肉眼では …

亜鉛めっき液には酸性とアルカリ性があり目的に応じて選ぶ!

防錆目的で最も多用される亜鉛めっき、亜鉛は自らが犠牲となって先にサビ、鉄がさびるのを遅らせる犠牲防食作用を発揮します。 亜鉛めっきは自己犠牲的に鉄を腐食から守る!? 亜鉛は鉄よりもイオン化傾向が高く、腐食しやすいので、自 …

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