めっき・表面処理用語集
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さ行

ジュラルミン(じゅらるみん)

アルミニウム合金で、銅3.5~5.0%、マグネシウム0.2~2.0%、マンガン0.2〜1.2%、不純物としてケイ素と鉄0.5%以下を含む。低温および高温でも強度や伸びが保持されているので航空機用構造材料および軽合金構造用 …

次亜リン酸ナトリウム(じありんさんなとりうむ)

白色無臭の結晶で一水塩である。通常の条件下では安定であるが潮解性がある。水によく溶け、エタノールに可溶。 自動車、電材、医療分野等の表面改質として高い還元力が活かされており、特に無電解ニッケルめっきの還元剤として次亜リン …

塑性変形(そせいへんけい)

塑性変形とは、外力を加えた際に生じる変形のうち、応力を取り除いても元の形に戻らない変形を指す。弾性限界を超えて外力を加えると、永久的なひずみ(残留ひずみ)が残る。この性質を塑性といい、塑性変形は展延・延伸・鍛圧などの加工 …

酸化皮膜(さんかひまく)

金属表面の酸化物の薄い層で、熱いものをスケールと言い、約3000Å(0.3μm)以下の薄いものを酸化膜という。 (酸化物)/(酸化物になる前のもとの金属)の容積比が1.2~2付近の酸化物は素地の保護作用が大きい。 酸化物 …

静止めっき(せいしめっき)

ラックめっきともいう。被めっき物をラック(引っかけ)に個々に取りつけて陰極棒に吊り下げてめっきする方法。この他のバレルめっき(回転めっき)、フープめっき、ブラシめっきなどのめっき方法は、被めっき物が静止していないので静止 …

正常共析(せいじょうきょうせき)

A.ブレンナーによれば、合金電着は正常共析と異常共析に大別され流。正常共析は大体理論どおりに貴な金属が優先的に析出し、2金属の電流電位曲線通りに電流が分担されて、合金組成の見当がつけられる共析の形態で、規則、不規則、平衡 …

酸果し(さんはたし)

前処理において、脱脂洗浄工程によって生じた被めっき物表面の薄い酸化膜や、不活性皮膜を除去したり、アルカリ性残留皮膜を中和するために、被めっき物を薄い酸(塩酸5%または硫酸5%程度)に浸漬することを言う。 めっき工程で示す …

接点(せってん)

メッキやアルマイトを施す際に、電気を流すために治具に取り付ける場合があり、その治具と製品との接触する点のことを言う。=タッチ面 詳しくは、こちらの記事でもご紹介しています。 アルマイトの接点(タッチ面)とは

酸性電解洗浄(さんせいでんかいせんじょう)

希硫酸を使用することが多く、抑制剤・促進剤などを加えることがある。スケール除去と金属表面の活性化、ばり除去や粗面の平滑化などの効果がある。陰極処理では金属表面から発生する水素ガスによる撹拌効果がスケール除去を促進し、また …

酸電解(さんでんかい)

酸を用いて電解すること。広義にはアルマイト・電解研磨・電解はく離・電解エッチングなども含まれるが、めっきでは前処理の酸性電解洗浄を示すことが多い。=酸性電解洗浄

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