表面処理の知恵袋

不具合事例

黒色アルマイトをした製品に打痕があったので一部切削した のですが、部分的に黒色アルマイトできませんか?とご相談が・・・

お客様からの問い合わせがあり「他社で黒色アルマイトをした製品に打痕があり、一部切削で打痕を削り取ったのだけど、削った部分だけ黒色アルマイトできないか?」と・・・ご相談がありました。 「全部、剥がして再アルマイトではダメな …

アルマイトで製品のキズは消えるのか!?

お客様からのお問い合わせで、たまにあるのが・・・ 「アルマイトする事で、製品についているキズは消えますか??」 基本的に、キズは消えません。 動画で解説しています。 下記の写真のキズを事例にしてご紹介します。 写真中央部 …

アルミ素材A2017にアルマイトしたら、縦に筋が入ってしまった。なんとかできる?

先日、お客様からの問い合わせがあり「他社でA2017素材に化学研磨と無色アルマイトを施して もらったら、製品に縦筋がいっぱい出てしまったが再処理できないか?」と・・・ご相談があり ました。 製品の表面に縦に筋が・・・なん …

アルマイト加工のマスキングのダメな事例!

お客様から、硬質アルマイト30μのご依頼品が入荷しました。 アルマイト皮膜をつけたくない部分にマスキングをしてくださっているですが、なんと、鉄のボルトやボスを入れてマスキングしてあります。 確かにマスキングはされています …

アルミ材料の種類が違うとアルマイトの仕上がりの色も違うの!?

お客様からのお問い合わせで、「アルミニウム材料A5052とA2017で同形状の製品を作って、アルマイトを施し青色に染色した場合、色って違うのですか?」というご質問がありました。 アルマイトの皮膜が染色できるのは皮膜の構造 …

ステンレスに塗装したけど剥がれてしまう!化学洗浄でなんとかできないか!?

以前にも似たブログを書きかましたが、前回は、ブラスト処理にて対応したブログでした。 今回は、化学洗浄でなんとか対策をできないか!?というお話。 前回のブログを見たい方はこちらから! さて、本題です。 ステンレスに塗装した …

めっきした製品の一部が溶解してしまう!?

めっきした製品の一部が溶解してしまう現象のことをバイポーラ現象と言います。 この現象は、バレルめっきなどで発生しやすい「めっき不良」になります。 主な発生原因としては、陰極の浮き、バレル内面への貼り付きや挟み込みによって …

加工ミスを隠しても目立ってしまいます。

加工する際に、穴の位置などを間違えて空けてしまって隠すように、アルミ棒を入れたり溶接して 埋めたりする場合があるようです。 切削が完了した段階では、目立たなく綺麗に仕上げてあるのですが、これが問題!! アルマイト皮膜を生 …

異種金属が付いている部品でもアルマイトできる?

アルマイトはアルミニウムに電気を流して硫酸溶液中で電解するのですが、基本的にはアルミニウム単体であることが必要です。 硫酸溶液中で電解した際に、異種金属が付いていると溶解して異種金属の部分が無くなる、 もしくは、部分的に …

ステンレス製品へ塗装したが剥がれてしまう!なんとかできる!?

お客様より「ステンレス製品へ塗装を行なっているが、塗膜が剥がれてしまって困っている」というご相談がありました。 お話を聞くところによると、 「塗装前に、脱脂をしているが塗膜の密着が悪く剥がれてしまう」とのことで、 そこで …

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