お客様が、アルマイトした製品に追加切削加工したから、マジックで塗ってある部分だけをアルマイトして欲しいんだけど・・・と製品を持ち込んで来られました。
基本的には、部分的にアルマイトは・・・できません。
アルマイトを施すには、製品に電気を流す必要があります。
アルマイト皮膜は絶縁皮膜のため、現在施されているアルマイト皮膜を剥離し、
再アルマイトする必要性があるのです。
動画で解説しています。
剥離する際の注意点
・外観の光沢感の損失
・寸法が変化します。(穴径が大きくなるなど)
・アルミ表面の肌荒れ
でも、どうしても・・・という場合は、
部分アルマイトをやる方法が弊社にはあります。
その技法を使用して作成した部品が、こちらです。
黒のアルマイトを施したパイプの外径部を半分、切削加工したのちに切削加工された部分に無色アルマイトと金色アルマイトの2色を施しました。
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