アルミニウムで作られた製品には、その耐食性・耐摩耗性・装飾性などを向上させるためにアルマイト処理加工という表面処理がされる事が多いです。
類似した方法に、めっき加工がありアルマイト処理加工と似たように製品に皮膜を生成させ耐食性や耐摩耗性、装飾性などを付与する表面処理になります。
どこが違うかというと・・・
アルマイト処理は、製品を陽極になるようにして電解します。(図1)
めっき加工は、製品を陰極になるようにして電解し、電解液の中の金属イオンを還元析出することにより表面処理を行います。(図2)
アルマイト加工とめっき加工の違いを図にしました。(画像をクリックすると拡大します。)
アルマイトは、陽極で電解するため溶液にアルミニウムが溶解しながら、皮膜を生成させていくためアルマイト層は製品自体に入り込む形で表面を覆うようになります。
めっき加工では、素地となる金属に異なる金属の膜が重なり合って、表面を覆っていきます。
このように類似しているように感じるめっき加工とアルマイト加工ですが、加工の方法、皮膜の生成の仕方など違いがあるのです。
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