加工設備の一例


動画引用: YouTube – ロボット塗装のタイヨウデンシ 株式会社タイヨウデンシ様

概要と代表的な用途例

手法によって焼き付け塗装、静電塗装、電着塗装、粉体塗装などがあり、いずれも古くから広範囲な分野で利用されています。多彩なカラー化がもっとも容易な技術であり、(注1)VOC対策として、環境に優しい費用剤型の水系塗装も普及し始めています。
乾燥・硬化は常温、焼き付け、UV(紫外線)などがあります。

(注1)VOCとは

VOCは揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。製品から見て直感的には「有機溶剤」と考えておけば良いでしょう。大気中の光化学反応により、光化学スモッグを引き起こす物質原因の1つとされています。
環境省が実施したシミュレーションの結果、光化学オキシダント及びSPMの目標を達成するためにはVOC排出量の発生源として、塗料、洗浄剤、接着剤、インキからのVOC排出が全体の75%を占め、業種別に見ても、塗料等を多く扱う業種からの排出が多い結果となりました。


引用:経済産業省ホームページより

主な利点・欠点

利点:
金属をはじめとする工業材料の最終仕上げ加工として、加飾から抗菌、防食まで広範囲な用途で利用されています。処理方法が簡便で、塗料の種類によって様々な特性を被処理物の表面に付与することができます。
欠点:
一般的に表面硬度が低いことや、広く利用されている溶剤揮発型の塗料では公害問題を抱えています。

めっきと塗装

塗装は、前処理を施した鉄やアルミ素材に直接、施工が可能ですが、めっき化学洗浄(化成皮膜)アルマイトサンドブラストを下地とすることにより、製品の耐久性や塗膜の平滑性、緻密さ、密着性が数段向上します。

 

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者