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めっき・表面処理用語集

ニッケル化学めっき(にっけるかがくめっき)

触媒性のある表面に析出する無電解めっきの端緒になったカニゼン法ニッケルめっきを含む無電解めっき方法で、現在は還元剤で分けると3タイプに分けられる。

  • 次亜りん酸ソーダ(NaH2PO2)
  • 水素化ほう素化合物(水素化ほう素ナトリウムNaBH , ジメチルアミンボラン(CH3)2HN・BH3 , ジエチルアミンボラン(C2H5)2HN・B H3
  • ヒドラジン化合物(ヒドラジンN2H4 , 硫酸ヒドラジンN2H4・H2SO4 , 塩酸ヒドラジンN2H4・HCl , N2H4・2HCl)のグループである。

(1)(2)(3)ともNi++イオンの錯化剤は有機酸またはアミンが使われ、これらの組み合わせで酸性浴、アルカリ性浴、高温浴、低温浴など多くの種類がある。

析出物は(1)はP、(2)はBとの合金、(3)は純Niであるがいずれも非晶質であるものが多く、耐食性がよく、硬度が高い。

工業的な応用分野は拡大を続けている。 =無電解ニッケルめっき

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
危険物取扱者乙種4類