めっき・表面処理用語集
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蒸着(じょうちゃく)

真空中で金属を加熱すると、金属が蒸発する。 その蒸発分子を、蒸気温度より低温の基材に付着させると、表面で蒸気が凝縮し、薄膜を形成する。 この薄膜はきわめて薄く、通常0.05~0.1μm程度である。表面の光沢は、基材の粗さ …

焼鈍(しょうどん)

鉄または鋼の軟化、被削性の向上、塑性加工性の改善、内部応力の除去などを目的とし、適当な温度に加熱した後、ゆっくり冷却する操作をいう。処理目的や操作法によって、完全焼鈍、低温焼鈍、軟化、球状化、拡散などの種類がある。=焼き …

酒石酸(しゅせきさん)

C4 H6 O6 ジヒドロキシコハク酸ともいう。 2個の不斉炭素原子(ふせいたんそげんし)をもち、右旋性のL-酒石酸と左旋性のD-酒石酸とがある。 普通単に酒石酸というときは、L-酒石酸を指す。L-酒石酸は、無色柱状結晶 …

衝撃腐食(しょうげきふしょく)

流体の流速の増加に伴って、金属材料表面の保護皮膜が剥離し、金属材料の腐食速度が増加する現象をいう。 配管の曲管部などは、衝撃腐食が大きい。 腐食性の流体による化学的損傷よりも、流速の増加による機械的損傷の方が大きいときは …

試薬(しやく)

化学的方法による実験、試験、検査、検出、定量など、あるいは試料の調整などに用いられる化学薬品をいう。使用目的によって純度の格差がある。 1951年JIS試薬が工業標準化法に従って135種類について純度を規定した。 その後 …

ジャイロフィニッシュ(じゃいろふぃにっしゅ)

流動研磨法の一種で、研磨が研磨材槽の回転と被研磨材の回転による相対運動によって行われる。 回転槽の研磨材が内壁に固着するほどの回転数は必要としない低速ジャイロ仕上げ法が効果がある。 湿式法は、湿式バレルと同様のメディアと …

ジャイロ仕上げ(じゃいろしあげ)

流動研磨法の一種で、研磨が研磨材槽の回転と被研磨材の回転による相対運動によって行われる。 回転槽の研磨材が内壁に固着するほどの回転数は必要としない低速ジャイロ仕上げ法が効果がある。 湿式法は、湿式バレルと同様のメディアと …

しめり大気腐食(しめりたいきふしょく)

相対湿度100%以下でも、物体表面には薄い液膜が存在するが、そのような条件下での大気中での腐食をいい、通常の腐食はこれに含まれるものが多い。 →ぬれ大気腐食

障子型隔膜(しょうじがたかくまく)

大きな処理槽で、陽極室と陰極室を隔膜で仕切るときに用いられる。 隔膜は普通は厚手のろ布が使用される。

次亜塩素酸(じあえんそさん)

HClO。水溶液としてのみ存在する。弱酸で刺激臭があり濃厚溶液は黄味を帯びている。光により分解するので冷暗所に貯蔵する。分解すると酸素を発生し、一部は塩酸と塩素酸を生じる。酸化力が強い。2HClO → 2HCl + O2 …

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