さ行
サージェント浴(さーじぇんとよく)
2025.08.25 さ
クロムめっきの代表的なめっき浴で、Sargentにより、1920年に開発された。 無水クロム酸 200〜300g/l,硫酸 2~3g/l,無水クロム酸と硫酸との比は、100:1が標準である。 銅合金などの不溶性陽極を用い …
精密ろ過(せいみつろか)
2025.03.11 せ
普通のろ過では除去できない0.1〜10μm程度またはそれ以下の粒径の微細な懸濁質やコロイド粒子を除去するろ過をいう。 無電解めっき、電鋳などではめっき液の精密ろ過が行われる。原水を直接通してろ過する直接ろ過型と、ろ材面に …
蒸着(じょうちゃく)
2025.02.11 し
真空中で金属を加熱すると、金属が蒸発する。 その蒸発分子を、蒸気温度より低温の基材に付着させると、表面で蒸気が凝縮し、薄膜を形成する。 この薄膜はきわめて薄く、通常0.05~0.1μm程度である。表面の光沢は、基材の粗さ …
塑性加工(そせいかこう)
2025.02.10 そ
塑性を利用して、金属その他の材料を加工する方法。プレス、鍛造、圧延、引抜き、押出し、転造などは塑性加工である。塑性変形を与えると加工硬化を起こしたり結晶組織が変化したりするので、金属を硬くしたり弾性を与えたりするなどの材 …
サイレンタロイ(さいれんたろい)
2025.01.28 さ
フェライト系ステンレス防振合金をいう。合金成分はFe 12% – Cr3%、その他Alであり、タービン翼などに用いられる。 振動を抑えて騒音の発生と疲労破壊を防ぐために開発されたもので、約350℃まで室温と同 …
サクションヘッド(さくしょんへっど)
2025.01.28 さ
吸込揚程ともいう。ポンプで水を吸い上げるとき、吸い込む水面からポンプの中心までの高さをいう。大気圧の標準状態では理論上10.33m、実用上は高くても6~7mぐらいである。
酒石酸(しゅせきさん)
2024.08.28 し
C4 H6 O6 ジヒドロキシコハク酸ともいう。 2個の不斉炭素原子(ふせいたんそげんし)をもち、右旋性のL-酒石酸と左旋性のD-酒石酸とがある。 普通単に酒石酸というときは、L-酒石酸を指す。L-酒石酸は、無色柱状結晶 …