めっき・表面処理用語集
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さ行

蒸着(じょうちゃく)

真空中で金属を加熱すると、金属が蒸発する。 その蒸発分子を、蒸気温度より低温の基材に付着させると、表面で蒸気が凝縮し、薄膜を形成する。 この薄膜はきわめて薄く、通常0.05~0.1μm程度である。表面の光沢は、基材の粗さ …

塑性(そせい)

弾性の逆の性質をいう。外力によって生じた変形が、外力を取り去ってもそのまま残留する時は、その材料は完全な塑性があるという。 粘土、鉛などは塑性の大きな材料である。 金属材料はこの性質を利用して加工されることが多い。

塑性加工(そせいかこう)

塑性を利用して、金属その他の材料を加工する方法。プレス、鍛造、圧延、引抜き、押出し、転造などは塑性加工である。塑性変形を与えると加工硬化を起こしたり結晶組織が変化したりするので、金属を硬くしたり弾性を与えたりするなどの材 …

焼鈍(しょうどん)

鉄または鋼の軟化、被削性の向上、塑性加工性の改善、内部応力の除去などを目的とし、適当な温度に加熱した後、ゆっくり冷却する操作をいう。処理目的や操作法によって、完全焼鈍、低温焼鈍、軟化、球状化、拡散などの種類がある。=焼き …

サイレンタロイ(さいれんたろい)

フェライト系ステンレス防振合金をいう。合金成分はFe 12% – Cr3%、その他Alであり、タービン翼などに用いられる。 振動を抑えて騒音の発生と疲労破壊を防ぐために開発されたもので、約350℃まで室温と同 …

サクションヘッド(さくしょんへっど)

吸込揚程ともいう。ポンプで水を吸い上げるとき、吸い込む水面からポンプの中心までの高さをいう。大気圧の標準状態では理論上10.33m、実用上は高くても6~7mぐらいである。

酒石酸(しゅせきさん)

C4 H6 O6 ジヒドロキシコハク酸ともいう。 2個の不斉炭素原子(ふせいたんそげんし)をもち、右旋性のL-酒石酸と左旋性のD-酒石酸とがある。 普通単に酒石酸というときは、L-酒石酸を指す。L-酒石酸は、無色柱状結晶 …

析出(せきしゅつ)

析出とは、固体以外の状態にある物質が固体として現れる現象。主に、溶液から溶質である成分が固体として現れる現象を指すが、広義には蒸着または気相析出現象も析出の一種です。 めっきにおける析出とは めっきにおける析出とは、電解 …

衝撃腐食(しょうげきふしょく)

流体の流速の増加に伴って、金属材料表面の保護皮膜が剥離し、金属材料の腐食速度が増加する現象をいう。 配管の曲管部などは、衝撃腐食が大きい。 腐食性の流体による化学的損傷よりも、流速の増加による機械的損傷の方が大きいときは …

試薬(しやく)

化学的方法による実験、試験、検査、検出、定量など、あるいは試料の調整などに用いられる化学薬品をいう。使用目的によって純度の格差がある。 1951年JIS試薬が工業標準化法に従って135種類について純度を規定した。 その後 …

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