な行
ニッケルシルバ(にっけるしるば)
2025.05.30 に
Cu,Ni,Znの三元合金で、銀白色で美しい。展延性・耐疲労性・耐食性にすぐれ、低温焼鈍したものは高性能ばね材に適し、 電子部品のスイッチ・コネクタ・リレー・特殊ばね・リードフレームなどに使われる。 装飾用としては、めが …
ニッケルシール(にっけるしーる)
2025.05.26 に
複合めっき法の一種で、イギリスのカニング社の商品名。同様のものにアメリカのユージライト社のジュールニッケルがある。ニッケルめっき浴中にシリカ・アルミナ・カオリン・硫酸バリウムなどの非電導性微粒子を懸濁させながら2.5μm …
2次電解着色(にじでんかいちゃくしょく)
2025.03.11 に
二次電解着色は、アルマイト処理後に金属イオンを酸化皮膜内に析出させて着色する技術です。ニッケル、コバルト、スズなどの金属塩を含む電解液中で交流電流を流し、耐久性の高い金属調の色合い(ブロンズ、ブラック、ゴールドなど)を実 …
ニッケル化学めっき(にっけるかがくめっき)
2024.10.04 に
触媒性のある表面に析出する無電解めっきの端緒になったカニゼン法ニッケルめっきを含む無電解めっき方法で、現在は還元剤で分けると3タイプに分けられる。 (1)(2)(3)ともNi++イオンの錯化剤は有機酸またはアミンが使われ …
乳化洗浄(にゅうかせんじょう)
2024.04.23 に
水中に溶剤を分散させエマルション化した脱脂液を用いる洗浄法をいう。普通、界面活性剤を併用する。 一例として、ポリチオン有機溶剤 20〜50ml,白灯油またはトリクレン 10〜100ml,水1Lを混合して用いる。洗浄力が弱 …
熱応力(ねつおうりょく)
2022.08.30 ね
物体の温度が上昇したり、低下したりすると、物体は膨張あるいは収縮する。例えば、膨張しやすい金属材料に膨張しにくい金属材料のめっきをすると、被めっき材料の熱膨張あるいは収縮が拘束されるので、被めっき材料に内部応力が発生する …
熱疲労(ねつひろう)
2022.08.29 ね
部材の温度上昇、低下の繰り返しに伴って生ずる熱応力の繰り返しによる疲労現象をいう。 電子部品のめっきでは電流による発熱のため、熱疲労を起こし、割れや剥離を起こすことがある。
熱風乾燥機(ねっぷうかんそうき)
2022.08.26 ね
めっき後の乾燥に使用される熱風乾燥は風速10m/sまで、温度250℃までの熱風を用いる。亜鉛めっき後にクロメート処理をしたものの乾燥は、低温度の熱風が用いられている。試験的におこなう少量で小物の乾燥にはヘアードライヤーが …