めっき・表面処理用語集
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グランドパッキング(ぐらんどぱっきんぐ)

ろ過機のポンプなどの軸封で、液の漏れ量を少なくする方法の一つ。 回転軸や摺動軸に最も多く使用されている。軸周をパッキングボックスで囲み、その隙間につめ物をして軸方向に圧縮し、パッキングと軸を密着させる装置。

空気かくはん(くうきかくはん)

槽の底より空気を吹き込んで、めっき浴などの処理液をかくはんすること。 かくはんすることによって濃度や液温が均一になり、光沢めっきでは光沢範囲が広くなる。 処理液の酸化が好ましくない場合には窒素ガス(N2)が使用されること …

黒染法(くろぞめほう)

鉄鋼表面にFe3O4(四三酸化鉄)の黒色の酸化皮膜を作り、その緻密な膜で内部を保護する方法。種々の方法があるが、アルカリ着色法はNaOH35~45%の水溶液に酸化剤、反応促進剤なdを加えた処理液を130〜150℃に加熱し …

グリーンルージ(ぐりーんるーじ)

酸化クロムを成分とする棒状の油性研磨剤、ステンレス、ニッケル、クロムの仕上げ研磨ように使用される。=青棒

クリーナー(くりーなー)

脱脂に用いる薬品を言い、一般には有機油剤、アルカリ性脱脂剤、乳剤クリーナー又は酸性脱脂剤を使用する。脱脂剤ともいう。

黒クローム(くろくろーむ)

下地にニッケルめっき、その上に黒色のクロームめっきをします。カゴ(バレル)にいれた状態ではめっき出来ず、引っ掛けと呼ばれる1本ずつ吊るす方法でめっきします。その為かなりコストは割高ですが、重厚な漆黒の色合いになります。

クローム(くろーむ)

下地にニッケルめっきをし、その上にクロム鍍金をします。下地となるニッケルめっきの耐食性の欠陥をクロムの皮膜がカバーします。美観性が高く大気中ではほとんど変色せず、長期の装飾性の維持が可能です。硬度が高く、耐摩耗性も良好で …

黒ニッケル(くろにっける)

ニッケルめっきの上に黒色の亜鉛-ニッケルの合金めっきを薄くつけます。このままでは変色しやすいので、さらにニス止めして変色を防止します。耐食性はニッケルメッキと同等程度です。

クロメート法(くろめーとほう)

クロム酸塩又は重クロム酸塩を主成分とする水溶液中に浸せきし、化学的に皮膜を生成させる方法。

クロム酸皮膜(くろむさんひまく)

クロム酸水溶液で陽極酸化処理して生成した皮膜。ベングーフ・スチュアート法が工業的に最初に行われた。主に航空機に用いられる。

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