めっき・表面処理用語集
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キャビテーション(きゃびてーしょん)

超音波によって溶液中に微小な空洞を生じる現象をいう。 超音波は激しい圧縮力と減圧力を交互に溶液中に及ぼして直進するが、減圧力が働く時、溶液中に真空の空洞を生じ、これが瞬間的に液中に溶解している気体によって満たされて気泡に …

銀ろう(ぎんろう)

はんだよりも接合強度を必要とする場合に用いられる硬ろう(hard solder)の一種。 銀を主成分とし、これに銅、亜鉛,カドミウムなどが加えられる合金で、銅,銅合金、銀、金などの接合に用いられる。 融点は約700℃ 被 …

気泡(きほう)

液体・固体の内部や表面にできる、気体を含んで丸くなったもの。 めっき時に発生する水素ガスが気泡となって被めっき面に付着することでピンホールとなる場合がある。 また、被めっき面の表面形状(部分的に粗度が大きい等)により、水 …

共析(きょうせき)

2種類以上の元素が同時に析出することをいい、合金めっきでは、析出電位の近い金属は同時に析出させることができる。例えば、亜鉛-鉄合金めっき・ニッケル-コバルト合金めっきなど析出比率は電流効率が100%とすれば、分極曲線にお …

キリンス仕上げ(きりんすしあげ)

銅および銅合金の化学研磨法。 キリンスは、和製めっき用語で英語のcleanlinessが語源と言われている。 キリンス液は濃硝酸・濃硫酸・濃塩酸の混酸で、数秒の浸漬で光輝色が得られる。 濃硝酸を使用するとNO2ガスが発生 …

キリンス(きりんす)

銅および銅合金の化学研磨法。 キリンスは、和製めっき用語で英語のcleanlinessが語源と言われている。 キリンス液は濃硝酸・濃硫酸・濃塩酸の混酸で、数秒の浸漬で光輝色が得られる。 濃硝酸を使用するとNO2ガスが発生 …

金属イオン(きんぞくいおん)

金属の原子から生じるイオン。 全て陽イオンである。 典型元素の金属のイオンは水溶液中で無職であるが、遷移元素の場合は有色のものは多い。

金属イオン封鎖剤(きんぞくいおんふうさざい)

硬水などで沈殿しやすい金属イオンを可溶性に保つための試薬で、金属キレート生成により金属イオンの化学作用をマスキング(遮へい)する能力を工業的に封鎖能という。 硬水軟化剤として、ポリりん酸ナトリウム・EDTAナトリウム塩を …

基準電極(きじゅんでんきょく)

電極電位の一定した電極で、金属の電位はこの電位との電位差で表す。水素電極、カロメル電極、塩化銀電極、硫酸銅電極などがある。照合電極ともいう。

金属溶射(きんぞくようしゃ)

ガス、アーク、プラズマなどによって金属を加熱溶融させ、これを高速で金属の表面に吹き付けて皮膜を作る表面処理法法。

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