白色アルマイト処理と聞くと、塗装のような白色のアルマイトのことだと想像されるかと思いますが、違います。

アルマイトをカラーリングするのには染料を使うのですが、染料で染めていない無色のアルマイトのことを、白色アルマイトまたは、アルマイト白と呼びます。

無色であることから見た目の色調は、アルミニウム素材の色のままに近い状態です。
下記の掲載の写真が、白色アルマイトまたは、アルマイト白と呼ばれる無色アルマイトになります。

A5052白色アルマイト

上記の写真は、材質A5052で製作された製品の場合の色調になります。

アルマイトは酸溶液中で、アルミニウムが陽極酸化処理され、アルミニウムの表面に活性な酸素が発生し、これとアルミニウムが反応して「酸化アルミニウム」の皮膜となり徐々に成長していく際に、自然に発色してきますので、アルミニウム材質の成分の影響をうけ色調が異なってきます。

材質ごとの白色アルマイト

A6063
A6063白色アルマイト

A2017
A2017白色アルマイト

A7075
A7075白色アルマイト

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また、同じ材質であっても切削加工面と素材のままの未加工の面とは色調が違ってきます。
これはアルマイト処理する前の表面状態が違うため、表面状態の影響を受けて色調が異なってしまいますので、揃えたい場合は、アルマイト前の段階で製品の各面の表面状態を同じになるように機械加工にて揃えておく必要があります。

切削加工面と素材のままの未加工の面の仕上がり写真

表面状態による違い

弊社のお客様で外観部品などで仕上がりを揃えたいお客様は、サンドブラスト加工をした後に、化学研磨などを施しアルマイト処理をする工程を選択してくださっています。

動画で解説しています。


 

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
危険物取扱者乙種4類