金めっきの使われ方
金時計、金のネックレスは最高の豪華さを表しています。人は金色に強い憧れを持っていると思います。この豪華さと同時に金は酸やアルカリに強く腐食しにくいので長くその美しさを保つことができます。酸やアルカリに強いということは表面に酸化物などができにくいということで電気部品の接点材料などに適しています。
身近にある金めっきの使用事例
金めっきの電気的特性を生かして電子機器などに使われており、皆さんの身の回りにもあります。
電気金めっきは、金イオンや金錯イオンを含む電解質に直流、またはパルス電流を流して、陰極(-)上に金属金と添加金属を析出させる処理で、金含有率99.9%以上の電気めっきのことを言います。
金めっきの構造
金めっきには、電気めっきと無電解めっきとがあり、用途におって使い分けられています。
金めっきは非常に高価なので、下地に光沢ニッケルめっきなどが使われており、下地めっきとして、1~3μm、金めっきは0.1~0.3μm程度がめっきされています。
※μm(ミクロン)・・・メートル法の長さの単位で、1ミクロンは1000分の1ミリであり、1マイクロメートルと等しい。
参考:金属の値段
・金の価格
・銀の価格
・銅の価格
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