アルマイトはアルミニウムに電気を流して硫酸溶液中で電解するのですが、基本的にはアルミニウム単体であることが必要です。
硫酸溶液中で電解した際に、異種金属が付いていると溶解して異種金属の部分が無くなる、
もしくは、部分的に溶けてしまう等の不具合を発生させます。
例外でチタンのみが溶けずに残ります。
それ以外の金属は溶けてしまうため、アルマイト依頼時には必ず外していただく必要があります。
たまに、溶けるからと・・・折れたタップをそのままにしてアルマイトの依頼が来る時がありますが、必ず溶ける保証はありません。
もしかしたら、見えている部分は溶けても穴の奥の部分だけタップが残ってしまい抜けなくなることも考えられますので、十分に注意が必要です。
今回実際にあった事例:
ステンレス製のヘリサートが入っている・・・
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