めっきで脱脂不良が発生する時があると思いますが、
1つの事例として写真を下記に紹介します。

脱脂不良品 正常品

写真を見てわかるように、脱脂不良品の頭部に黒い汚れがあるのがわかると思います。

これは、めっきする際に最初に行われる脱脂工程で機械加工時の油を除去できなく油が残ってしまった事例です。

このような事象が発生した場合、考えられる要因として下記のようなことが考えられます。

・脱脂剤の濃度が低い
・脱脂液温が低い
・脱脂時間が短すぎる
・電解脱脂の電気が弱い
・電解脱脂の濃度が低い
・電解脱脂の温度が低い
・電解脱脂の時間が短い

などがありますが、これらは基本的な部分であり
このほかにも考えられる要因として、機械加工されてから油が付着したまま時間が経過していて油が固着している場合もあるので注意が必要です。

めっきを行なっている業者ごとに、脱脂剤や脱脂方法など一律に同じことをやっているわけではなく、各業者毎に取り扱っている製品も違うので各社が取り扱う製品に一番適した脱脂剤や脱脂方法を選び、めっきの前処理を行なっています。

脱脂工程で、どの方法が一番よいかは各社のノウハウの部分になっており、他社の真似をしたからと言って脱脂不良が改善されるとは言い切れません。

脱脂不良が発生した場合、QC工程通り処理を行なっていても油の付着状態が違い、除去できないなどのトラブルも発生しますので色々なテストを繰り返し改善することが一番大切になってきます。

弊社の亜鉛めっき加工については、こちらのバナーよりご覧ください。