先日、メッセージで『バイクのチェーンカバーのメッキ処理は、どのくらいしますか?』とお問い合わせがあったのですが、

めっきを頼みたいけど、どんな情報をめっき業者の方へ伝えたら良いのかわからない。
そのため、必要な情報も伝えれない。となってしまうんだと思います。
そこで、弊社の方で、聞きたい情報をメッセージで返信させていただきました。

1.めっき業者が知りたい情報

めっき業者が見積もる際に、知りたい情報は下記の情報になります。

  • 新品、中古品または新規で作成した部品なのか?
  • 製品の大きさはどれぐらいの大きさなのか?
  • 材質は何でできているのか?
  • どんなめっきをつけたいのか?
  • 現在、表面処理がされているのか?

これらの情報がわからないと、見積もりをすることすらできないのです。

2.新品、中古品または新規で作成した部品なのか?

個人ユーザーの方でも、部品を切削などして加工メーカーさんで削ってもらい、めっき処理を依頼してくださる場合もあります。そのほか、市販されている製品を買ったけど、再めっき加工したいとご相談がある場合もあります。
また、今まで自分で使っていた部品が錆びてきたので、再めっきして欲しいという場合もあります。

その部品の現在の状態によって、再めっきできるのか?めっきが可能な状態なのか?
綺麗に仕上がるのか?など、後で不具合が発生しないためにも事前にしっかり確認する必要があります。

「めっき・表面処理用語集」知りたい用語を検索。こちらで詳しく解説しています。

3.製品の大きさはどれぐらいの大きさなのか?

めっきする製品が、めっきラインへ入る大きさなのか?大きさも重要です。
めっきラインのタンクに入らないとなると、表面処理そのものができないことになってしまいます。製品の大きさによって、めっき皮膜として生成する金属の析出量も変わってくるため、大きさの確認は必ず必要となります。

図面などがあると一番良いのですが、無い場合はおおよその寸法がわかるように、
縦・横・幅の寸法がわかるようにメジャーや定規などと一緒に写真を撮っていただくとわかりやすいです。

4.材質は何でできているのか?

めっきしたい製品の材質ですが、めっきするには部品の材質が明確になっていないと、前処理が違ってきます。
鉄なのか?、ステンレスなのか?、アルミなのか?など最低でもその情報は必要になります。
場合によっては、その金属の細かな材質まで必要になることがあります。

材質を間違えて処理してしまうと、前処理が違ってしまい、めっきができないどころか製品が溶けたり変色したりして再加工できなくなってしまう場合もありますので、材質の確認はしておく必要があります。

5.どんなめっきをつけたいのか?

めっきはたくさんの種類があります。『めっきして欲しい』だけでは伝わらないのです。
めっきの種類の名称がわからない場合は、類似しためっき品の写真などを、めっき業者に見せることで、何というめっきの処理なのかわかる場合もあります。

以前に書いためっきの種類の記事がありますので、下記にバナーを貼っておきます。

めっきの種類はこんなにある!?

このように様々なめっきがあるのですが、これでも一部分です。
めっき業者だからと言って、これを全部処理可能なわけではありません。
めっき業者毎に、処理しているめっきの種類などが違いますので、各業者毎に確認する必要があります。弊社で可能な表面処理は下記のバナーより確認できます。

表面処理の問題解決します。加工可能な表面処理、お問い合わせ前にご確認ください。

6.現在、表面処理がされているのか?

市販されている製品を再めっきしたい場合、現在どんな表面処理がされているのか?
そこが判断できないと現在の表面処理を剥離することができないかもしれません。
剥離できない場合、再めっきすることができなくなってしまいます。
塗装などされている場合は、めっき業者では剥離できないこともあるため、事前に別の業者さんで剥離してもらう必要があります。

再めっきと言っても、事前にたくさんの確認事項があります。
見積もりをするだけでも、これだけの情報がないと見積もることもできなくなってしまいますので、事前に把握できることは把握して、めっき業者に情報の提示をしていただけると助かります。

ご相談・お見積りなど、お気軽にお問い合わせください。

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めっきをして欲しいが、どんなめっきをしたら良いかわから ない!?

めっきの前処理

めっきやアルマイトの見積もりができない事例