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コロイド粒子(ころいどりゅうし)
直径1nm~0.1µmの微細な粒子で、液体中に均一に分散し、沈殿しにくい特性を持ちます。めっきにおいては、無電解めっきの触媒(パラジウムコロイドなど)や、添加剤の分散剤として重要です。
特に、ニッケルめっきでは光沢剤として有機コロイドが使われ、皮膜の均一性や平滑性を向上させます。一方で、コロイド状の不純物はめっき欠陥の原因となるため、適切なろ過や凝集処理が必要です。
高品質なめっきを実現するためには、コロイド粒子の制御と管理が不可欠です。