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めっき・表面処理用語集

コロイド粒子(ころいどりゅうし)

直径1nm~0.1µmの微細な粒子で、液体中に均一に分散し、沈殿しにくい特性を持ちます。めっきにおいては、無電解めっきの触媒(パラジウムコロイドなど)や、添加剤の分散剤として重要です。

特に、ニッケルめっきでは光沢剤として有機コロイドが使われ、皮膜の均一性や平滑性を向上させます。一方で、コロイド状の不純物はめっき欠陥の原因となるため、適切なろ過や凝集処理が必要です。

高品質なめっきを実現するためには、コロイド粒子の制御と管理が不可欠です。

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
危険物取扱者乙種4類