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自己触媒型(じこしょくばいがた)
無電解銅めっきや無電解ニッケルめっきでは、めっき槽の中の品物表面のみに反応が生じます。
無電解銅めっきは浴でホルムアルデヒド、無電解Ni-Pめっき浴は次亜リン酸塩が還元剤となります。
この場合の反応は銀鏡反応に類似しています。
しかし違う点としては反応が製品表面に限定される事です。
なぜならめっきされた金属そのものが還元剤の酸化反応の触媒になり、めっき金属自らが触媒となるからです。この反応を自己触媒反応と言います。
この反応は持続性があり、時間に比例して厚いめっきができます。