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めっき・表面処理用語集

陽極酸化(ようきょくさんか)

陽極酸化とは、、金属の化学反応の1つである。陽極処理によって電極表面において起こる酸化反応のことをいい、ヨーロッパでは19世紀半ばに発見されたとされる。日本では大正年間より研究がおこなわれた。

陽極酸化処とは、金属の表面を陽極酸化することで、チタンやマグネシウムにも施されるが一般的にはアルミニウムで行われることが多い。

アルミニウムを陽極酸化することを、アルマイト処理とも呼ぶ。

アルミニウムを陽極酸化処理する際には、電解液中の陽極(+極)にアルミニウムを取り付け、陰極(−極)にはカーボン板や鉛を取り付け電解をおこなう。電解をおこなうとアルミニウム表面が溶解するとともに、酸化アルミニウムの膜が生成され、アルマイト皮膜となる。

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
危険物取扱者乙種4類