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アルマイト(あるまいと)
アルマイトとは、酸溶液中でアルミニウムを陽極電解し、アルミニウムの表面に活性な酸素が発生し、アルミニウムと反応し、酸化アルミニウム(Al2O3)となり皮膜が成長していくアルミニウム専用の表面処理です。
メリット
・表面の変色、腐食を防止できる。
・表面の硬度が向上し、摩耗を防止できる。
・電気が流れない。
・熱伝導率が低くなる。
・豊富なカラーバリエーション。
デメリット
・アルマイト皮膜は柔軟性が無いため、アル
マイト処理後の部材を曲げ加工したりすると
アルマイト皮膜が割れたり、剥がれたりする。
・通常のアルマイト皮膜は、100℃を超える
環境下では、素材の熱膨張によりクラックや
剥がれが発生する。
用途
アルマイトを利用した家庭用製品には弁当箱、やかん、鍋などがあります。アルミニウム製の建材、光学部品、電車や航空機の内装品、自動車部品、光学部品、半導体部品、照明機器、医療機器、各種のネームプレートや化粧板などに幅広く用いられています。