めっき・表面処理用語集
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フェライト系ステンレス鋼(ふぇらいとけいすてんれすこう)

フェライト系ステンレス鋼とは、常温でフェライトを組織とする組成を持つ、ステンレス鋼の一種である。ステンレス鋼における金属組織別分類の1つで、他には「マルテンサイト系ステンレス鋼」「オーステナイト系ステンレス鋼」「オーステ …

封孔処理(ふうこうしょり)

アルマイトの封孔処理(シーリング処理)は、陽極酸化処理(アルマイト処理)後に行われる重要な工程です。 アルマイト処理によって生成された酸化皮膜は、多孔質であるため、このままでは外部の汚染物質や腐食制約が内部に浸透しやすく …

腐食(ふしょく)

金属が周囲の雰囲気によって化学的または電気化学的な変化を起こして消耗する現象をいう。 水分がある雰囲気での腐食を湿食、水分がない雰囲気での腐食を乾食という。 また、腐食には大気腐食、土壌腐食、孔食、全面腐食、局部腐食、選 …

不動態皮膜(ふどうたいひまく)

フラーデ電位より貴な電位で金属上に生じる酸化物。水化(または水和)酸化物の薄膜をいう。 Fe-Cr合金の場合、その厚さは厚くても6nm程度であり、電位が貴になるほど厚くなり、Cr量が多くなることが実測されている→フラーデ …

風解(ふうかい)

結晶水をもつ結晶を空気中に置くと結晶水を失って粉末になる現象。 例えば、結晶炭酸ナトリウムNa2Co3・10H2O 、結晶硫酸ニッケル NiSO4・6H2O などは風解によって表面から粉末状になる。

不動態化処理(ふどうたいかしょり)

不動態化処理とは、別名:パシペート処理、パシベーション処理などといわれ処理液に浸漬することで製品の表面層に不動態皮膜を形成する処理です。ステンレス表面にある不動態皮膜は、耐食性を上げる要因になっています。 ステンレスが本 …

分散めっき(ぶんさんめっき)

不溶性の微粒子や微細繊維をめっき液中に懸濁させて共析させるめっき法及びそのめっき皮膜をいう。 腐食電流を分散させるためのマイクロポーラスクロムめっきをおこなうために下地のニッケルめっき中に微粒子を含ませるニッケルシール法 …

封孔(ふうこう)

アルミニウムの陽極酸化皮膜(アルマイト)の封孔処理は化学的方法、水蒸気または沸騰水、酢酸ニッケルを主体とした金属塩封孔が用いられる。 封孔されていない陽極酸化皮膜(アルマイト)は多孔質な皮膜となっている。 封孔処理の種類 …

プラズマ窒化(ぷらずまちっか)

処理品を陰極に、炉壁を陽極にしてグロー放電下で窒化処理を行う方法である。

沸騰水封孔処理(ふっとうすいふうこうしょり)

アルマイトを施したものを、沸騰状態又はそれに近い温度の水に浸せきして行う封孔処理。

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