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めっき・表面処理用語集

アルマイト(あるまいと)

アルマイトとは、酸溶液中でアルミニウムを陽極電解し、アルミニウムの表面に活性な酸素が発生し、アルミニウムと反応し、酸化アルミニウム(Al2O3)となり皮膜が成長していくアルミニウム専用の表面処理です。

メリット
・表面の変色、腐食を防止できる。
・表面の硬度が向上し、摩耗を防止できる。
・電気が流れない。
・熱伝導率が低くなる。
・豊富なカラーバリエーション。

デメリット
・アルマイト皮膜は柔軟性が無いため、アル
マイト処理後の部材を曲げ加工したりすると
アルマイト皮膜が割れたり、剥がれたりする。

・通常のアルマイト皮膜は、100℃を超える
環境下では、素材の熱膨張によりクラックや
剥がれが発生する。

用途
アルマイトを利用した家庭用製品には弁当箱、やかん、鍋などがあります。アルミニウム製の建材、光学部品、電車や航空機の内装品、自動車部品、光学部品、半導体部品、照明機器、医療機器、各種のネームプレートや化粧板などに幅広く用いられています。

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者