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めっき・表面処理用語集

アルカリ着色法(あるかりちゃくしょくほう)

鉄鋼表面にFe3O4(四三酸化鉄)の黒色の酸化皮膜を作り、その緻密な膜で内部を保護する方法。種々の方法があるが、アルカリ着色法はNaOH35~45%の水溶液に酸化剤、反応促進剤なdを加えた処理液を130〜150℃に加熱して、その中に鉄鋼部品を浸漬する。皮膜の厚さは0.2〜5μmぐらいで、表面から内部に化成されるため、寸法変化が小さいので精密機器部品の処理に用いられるが、この皮膜はクラックの発生が多く、後処理としてクロム酸処理、防錆油塗布などの処理が必要である=黒染法

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者