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めっき・表面処理用語集

もらい錆(もらいさび)

もらい錆とは、金属の表面に直接錆が発生するのではなく、隣接する錆びた物体や接触している他の金属から錆が移り、錆びてしまう現象のことを指します。この現象は、異なる金属が触れ合ったり、錆びた金属の破片や粉が付着したことが原因で発生します。

例えば、ステンレス鋼のような耐食性のある金属でも、もらい錆によって錆が付着し、腐食が進行することがあります。特に湿度の高い環境や水分が多い状況では、この現象がより顕著に見られます。そのため、錆びた工具や他の金属と接触しないようにすること、または適切な防錆処理を施すことがもらい錆を防ぐために重要です。

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
危険物取扱者乙種4類