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低温黒色クロムめっき(ていおんこくしょくくろむめっき)
低温黒色クロム処理とは、対象の母材に対して合金のような黒色の金属の表面を作り出す特殊な表面処理技術です。
低温黒色クロム処理は、技術的には電気メッキに近く、通常の化学反応とは異なる0℃以下の環境で電気化学反応を起こさせ、約φ1μm以下のセラミックの状クローム微粒子を析出させます。
そして皮膜の一部が、母材である金属材料の内部に合金のような拡散層(約-1μm)を形成させ、非常に強固な層を作り出す点に低温黒色クロム処理の大きな特徴があります。