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脱脂剤（だっしざい）
表面に付着した動植物性油脂、鉱物油類などの洗浄に用いる薬品をいう。
普通はアルカリ脱脂剤と溶剤が用いられる。使用されるアルカリは、苛性ソーダ,けい酸ソーダ,りん酸ソーダ,炭酸ソーダ,青化ソーダなどで溶剤はトリクロロエチレン,1,1,1-トリクロロエタン,テトラクロロエチレン,フロン113,メチレンクロライドなどがある。
アルカリで除去できない鉱物油は溶剤洗浄のほか、界面活性剤を加えたアルカリでの洗浄も行われる。
溶剤と界面活性剤を併用したエマルション洗浄剤も用いられる。
この記事の著者は
株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
危険物取扱者乙種4類
