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複合めっき(ふくごうめっき)
不溶性の微粒子や微細繊維をめっき液中に懸濁させて共析させるめっき法及びそのめっき皮膜をいう。
腐食電流を分散させるためのマイクロポーラスクロムめっきをおこなうために下地のニッケルめっき中に微粒子を含ませるニッケルシール法やジュールニッケル法が広く用いられる。
そのほか、硬質皮膜や耐摩耗性、潤滑性皮膜を得るためにシリカ・アルミナ・ジルコニア・三酸化タングステン・炭化タングステン・炭化ほう素・窒化ほう素・ダイヤモンド・二硫化モリブデン・ふっ素樹脂などの粉末、繊維を共析させる方法がおこなわれている。電気めっきと無電解めっきで行われている、分散めっき・コンポジットめっきともいう。