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めっき・表面処理用語集

複合めっき(ふくごうめっき)

不溶性の微粒子や微細繊維をめっき液中に懸濁させて共析させるめっき法及びそのめっき皮膜をいう。
腐食電流を分散させるためのマイクロポーラスクロムめっきをおこなうために下地のニッケルめっき中に微粒子を含ませるニッケルシール法やジュールニッケル法が広く用いられる。
そのほか、硬質皮膜や耐摩耗性、潤滑性皮膜を得るためにシリカ・アルミナ・ジルコニア・三酸化タングステン・炭化タングステン・炭化ほう素・窒化ほう素・ダイヤモンド・二硫化モリブデン・ふっ素樹脂などの粉末、繊維を共析させる方法がおこなわれている。電気めっき無電解めっきで行われている、分散めっきコンポジットめっきともいう。

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者
危険物取扱者乙種4類