めっき・表面処理用語集
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ま行

溝食(みぞしょく)

細長く連続して溝状に生じる腐食をいう。時間が経つと割れを伴いことが多く、温度や圧力を繰り返し受ける鋼板などに発生する。例えば、使用時間の多いボイラの鋼板などに見られる。

鍍金(めっき)

金属をかぶせるという意味で「めっき」の漢字として用いられる。「めっき」は日本語であって、「塗金」→「滅金」→「鉱金」→「鍍金」→「めっき」というように変化してきたと言われている。=めっき

持ち出し(もちだし)

処理液の中から品物を取り出すときに、品物と一緒に処理液がもち出されることをいう。 持ち出し量は品物の形状、引き上げ速度、処理液の粘度、表面張力などによって異なるが、平らな板1dm2について0.5mlぐらい。 バレルめっき …

未着(みちゃく)

めっきや塗装などの皮膜がついていないことをいう。=未めっき・めっき未着・無めっき  

メッキ不良(めっきふりょう)

表面に傷があったり、表面が荒れていたり、色むらがあったりなどと製品の品質が取り決めの基準を満たさないもののことを言います。 めっきの品質とは、要求されるレベルを満足すること!

膜厚(まくあつ)

膜の厚さ。特に、塗料やめっきなどの被膜の厚みのことを言う ・膜厚試験 ・膜厚測定 ・膜厚バラツキ

めっき(めっき)

語源は詳らかではないが、「かぶせがね」またはアマルガムを塗布する方法で金が水銀中に消える滅金からきているものともいわれている。 滅金 → 鍍金 被めっき物の表面の状態を改善するために、別の金属の薄層で被覆する操作をめっき …

膜厚バラツキ(まくあつばらつき)

めっきはどうしても付きやすいところに集中して析出する。 また、個片のめっきでは製品間のバラツキも発生する。 各部、各製品が同じ条件になる様、装置や冶具を工夫し対策する。

密着不良(みっちゃくふりょう)

めっき後の外観ではめっきは付いているが、ピーリングテストで剥離してしまったり、加熱すると火ぶくれが発生したりする。 原因の大半は前処理不足による。 材料ロットが変わった時にも発生する場合がある。

めっき未着(めっきみちゃく)

ほんとんどの場合、製品の一部に発生する事が多い。 主な原因としては、めっき中における製品同士の重なりや異物の付着、または気泡による場合が挙げられる。→未めっき・無めっき 全くめっきが付かない場合は、前処理が十分出来ている …

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