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めっき・表面処理用語集

自己触媒型(じこしょくばいがた)

無電解銅めっきや無電解ニッケルめっきでは、めっき槽の中の品物表面のみに反応が生じます。

無電解銅めっきは浴でホルムアルデヒド、無電解Ni-Pめっき浴は次亜リン酸塩が還元剤となります。

この場合の反応は銀鏡反応に類似しています。

しかし違う点としては反応が製品表面に限定される事です。

なぜならめっきされた金属そのものが還元剤の酸化反応の触媒になり、めっき金属自らが触媒となるからです。この反応を自己触媒反応と言います。

この反応は持続性があり、時間に比例して厚いめっきができます。

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者