表面処理による光的特性には、反射防止性、光反射性、耐候性、光選択吸収性などがあります。

光的
特性
反射防止性 光の反射、眩しさを防ぐ特性のこと。 黒色クロム、黒色ニッケル、黒色クロメート(亜鉛めっき)、各種梨地、艶消しアルマイト・サンドブラスト 精密光学機器内外装部品、測定器部品、自動車・オートバイ部品
光選択吸収性 0.3~2.5μmの波長領域の太陽光を吸収する特性のこと 黒色クロム、黒色ニッケル ソーラーシステム吸収パネル
光反射性 光を効率よく反射する特性のこと 光沢ニッケル-クロム、金、アルマイト ミラー、反射板、表面鏡
耐候性 紫外線劣化を引き起こしやすいプラスチックやゴム、塗装を紫外線から保護する特性のこと 各種プラスチックめっき・アルマイト ツマミ、スイッチ、アルミサッシ、建材

この中で、「小池テクノ(弊社)」で行なっているアルマイト・梨地について書いていきます。

サンドブラストにより金属及びプラスチック・ガラスなどを梨地にすることにより、光の反射を抑制することができます。
サンドブラストした製品の表面にさらに、各種めっき・表面処理を行うことにより、さらなる特性を付与し付加価値を高めることも可能です。

アルマイト工程では、アルミニウムを化学的に研磨(光沢)したり艶消しにしたりすることができるため、光反射性・反射防止性を付与することができます。
また、アルマイトの二次電解発色などでは、アルマイト皮膜の微細な孔に、金属を析出することにより発色させているため耐候性が非常に優れています。

みなさんの身近なものでは、アルミサッシ、カーポート、フェンスなどが二次電解発色になります。
この皮膜は紫外線により色が変色したりしないように、このような皮膜となっているのです。

弊社では、反射防止性として光学部品のアルマイト等を行なっており、これらは艶消し黒色アルマ
イトを採用頂いています。ですが、アルミニウムの艶消しは使用されている素材の材質により艶消し度合いが変化するため、
部品によってはサンドブラストと艶消しのアルマイトを併用して確実にツヤを消す方法を使用しているものもあります。

事例:化学的艶消し黒色アルマイト A6063

素材 艶消し黒アルマイト

事例:サンドブラスト後艶消し黒アルマイト A2011

素材 サンドブラスト後 サンドブラスト後
艶消し黒アルマイト

小物のサンドブラストは、大量にサンドブラストすることができます。