めっきとは?

めっきとは、金属、非金属などの固体表面に金属の皮膜を生成する技術のことです。

めっき、メッキ、鍍金どれがホント?

めっき、メッキ、鍍金と書きますが、「めっき」は日本語ですので、平仮名で「めっき」と書くのが正しいのです。
日本工業規格のJIS規格でも、「めっき」と統一されて書かれるようになっています。

どうして、めっき・鍍金というの?

中東からシルクロードを通り、中国を経由してめっき技術が伝わりました。
仏教の伝来と共に、めっき技術が伝わったと言われています。
奈良時代に建てられた東大寺の大仏も水銀アマルガム法というめっきで作られたそうです。
アマルガム法は、水銀に金粉を加えて合金(アマルガム)にしたものを表面に塗り、加熱して水銀だけ蒸発させて金を固着する方法です。
下図のように、金塗、塗金などと呼ばれていたのですが、アマルガム法で金が水銀に溶けて見えなくあることから、滅金(めっきん)と呼ばれ、めっき(鍍金)へと呼び方が変わってきました。

めっきの3つの目的

めっきの目的には、耐食性、装飾性、機能性の大きく分けて3つの目的があります。

耐食性 装飾性 機能性
腐食やサビを防止する 見た目を美しくする 様々な機能を付与する
耐食性を付与するめっきを「防錆
めっき」と言います。材料をサビ
から保護する目的で利用され、建
築・機械・自動車など様々な分野
で活用されています。
装飾性を付与するめっきを「装飾
めっき」と言います。見た目を美
しくするために利用され、自動車
のエンブレムやドアミラー・家電
など外装部品などで活用されてい
ます。
機能性を付与するめっきを「機能
めっき」と言います。電気特性、
機械的特性、物理的特性、化学的
特性、光学特性、熱的特性などを
付与する目的で利用され電子部品
機械部品など様々な分野で活用さ
れています。

スマホも「めっき」がなければ動きません!
みなさんが使っているスマートフォン、これにもめっきが使われています。
基板には配線を形成するための銅メッキ、接点のための金めっき、チップ等のはんだ付け性を良
くするニッケルめっきなど様々なめっき技術が使われているのです。