アルマイトはアルミニウムに電気を流して硫酸溶液中で電解するのですが、基本的にはアルミニウム単体であることが必要です。

硫酸溶液中で電解した際に、異種金属が付いていると溶解して異種金属の部分が無くなる、
もしくは、部分的に溶けてしまう等の不具合を発生させます。

例外でチタンのみが溶けずに残ります。

「めっき・表面処理用語集」知りたい用語を検索。こちらで詳しく解説しています。

それ以外の金属は溶けてしまうため、アルマイト依頼時には必ず外していただく必要があります。

たまに、溶けるからと・・・折れたタップをそのままにしてアルマイトの依頼が来る時がありますが、必ず溶ける保証はありません。

もしかしたら、見えている部分は溶けても穴の奥の部分だけタップが残ってしまい抜けなくなることも考えられますので、十分に注意が必要です。

今回実際にあった事例:

ステンレス製のヘリサートが入っている・・・

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者