加工する際に、穴の位置などを間違えて空けてしまって隠すように、アルミ棒を入れたり溶接して
埋めたりする場合があるようです。

切削が完了した段階では、目立たなく綺麗に仕上げてあるのですが、これが問題!!
アルマイト皮膜を生成させると、その隠したことが目立つのです。

実際に、アルマイトを生成させた製品がこちら

写真中央付近にわかりますか?
丸く跡がありますよね。

きっと、加工の際に穴の位置を間違えてしまって、アルミの丸棒を差し込んで埋めたのでしょうが
アルマイトを施すと、このように目立ってしまいますので、注意が必要です。

溶接の場合は、溶接の熱が加わった部分が熱により変質して、素材の色が変色したようになります。

ユーザー様が了承している製品の場合は良いですが、そうでない場合、
アルマイトまで施してコストをかけてしまっている製品を、再度作り直すということになると
時間もコストもかかりますので、このような処置は避けるべきだと思います。
また、そんな事例の製品を見つけた際には、ブログにてご紹介させて頂きます。

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この記事の著者は

株式会社小池テクノ 代表取締役 大橋 一友

株式会社 小池テクノ 代表取締役社長
大橋 一友
毒物劇物取扱責任者
水質関係第二種公害防止管理者
特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者
化学物質管理者
特別管理産業廃棄物管理責任者